Blue
今日もとてもいい天気で空と海のコントラストがきれいに写る。波の音は風に乗せられざぶんと1秒に2回ほど鳴っている。
その上を2羽の鳥たちが遊覧飛行している。
なにを目指して飛んでいるのだろうか。
休憩がてら波の上に鳥は座る。
2羽の鳥たちは最終的には同じところへ揃って帰る。
空と雲と太陽はどの世界にも平等にあり続いている。鳥たちにはどんな世界が見えてるのだろうか。
僕たち人間よりも短い寿命かもしれないが、鳥たちには長く楽しい人生かもしれない。
自然の摂理は美しく儚い。
僕は25歳のサラリーマン。好きなものは運動で特にソフトボールが今は趣味である。
車や乗り物が好きで人では感じられないものを感じさせてくれる。
特にこれといった資格や特技はないが、働きながらたまにこうして自然を全身で感じる時間がとても好きだ。
世の中には、自然、人間、感情、考え、知恵など多くの数えきれないほどたくさんある。
自然の中で生きてきた人は、愛という感情が生まれ自分の後世を創造し、言語というものを作り、考えや知恵を理解し技術を発展させより良いものを作っている。
スケールの大きい話だが、文字があり、生きていくための食べ物があり、貨幣があり、人とコミュニケーションが出来る事が今は当たり前になっている。
しかし、これは誰が決めたのだろう。
誰がそのようなものを作り出せたのだろう。
なんて事をふと考えた。現実の世界は、実在しているのだろうか。目に見えている世界は自分の作り出したパラレルワールドではないだろうかとたまに心配をすることもある。
感性というのは素晴らしいものだ。
いろんな物には、その物の寿命があり、それを作った物の想いが込められている。
それに感謝しながら今日も僕は生きていく。